自然の中で子供をたくましく育てよう。御槇の森を舞台に、子供たちを見守りながら、自然の中から感性を磨き、生きる力を引き出します。

8月度 活動報告

今月は源池公園にてみんなでお料理をする、

・・・予定だったのですが、

前日からの雨が朝になってもやまずに、

やまないどころか断続的にスコールでした。

 

基本的には雨でも開催するのが、

みまき自然の学校のスタイルなのですが、

今回は準備していた内容的に、

荒天では開催できないため、

泣く泣く正式な活動は中止となりました。( u _ u )

 

 

ただし、

雨ニモマケズの心意気で、

雨の中でも遊びたい家族は集まって下さいと声掛けをしていたら、

3家族が集まってくれたので、

今月は"プチ開催"ということになりました。

 

特にタイムスケジュールや先の流れは決めずに、

その場で天気の様子や子供たちの様子を見ながら、

臨機応変にやる感じです。

 

バケツをひっくり返したような大雨の中遊ぶかもしれないし、

水たまりでビショビショのドロドロになるかもしれないし、

どんなに汚れてもいい覚悟で来てくださいと伝えていました。

 

服装は、雨を万全に防げる雨具か、

どんなに濡れても平気な水着か、

両極端のどちらかを用意して、

着替えも一杯持って来て下さいと指定していました。

 

 

雨に正面から向かっていく姿勢ですね。

「雨で遊ぶぞ!」っていう潔い決心です!

 

 

そんな感じで意気込んでいたわけですが、

意外なことに集合予定時刻になったら、

雨はほとんどあがってしまいました(^_^;)

 

肩透かしをくらって、

大雨の中遊ぶというワクワクな体験は出来ませんでしたが、

源池公園にはでっかい水たまりが出来ていたり、

田んぼの用水路は勢いよく水が流れていたり、

普段は水量の少ない沢がドドドと流れていたり、

いつもより少し水の多い自然の中で、

水と戯れながら遊びました。

 

 

水たまりや用水路でで子供たちがやってたこと。

 

水を手でかけあう。

水を蹴り上げる。

桶にすくって人にかける。

湿ってズブズブになった地面に、

棒を差したり、ひたすら掘ったり。

水たまりの中にスネまで浸かって立ちつくす。

泥をすくって遊ぶ。

栗のイガを洗う。

 

そんな感じです。

水たまりだけでも結構遊べます。

当然服はビチャビチャになりましたが。。。

 

 

少し飽きてきたら、

増水した沢に移動しました。

 

水たまりと違って、

増水して勢いよく流れている沢は、

若干の危険が予想されるので、

意識だけは常に注意をしながら遊びます。

でも、

増水しているから楽しかったりもする☆

 

勢いよく流れる水に葉っぱを流す遊びが大流行。

上流の子たちが流したはっぱを、

下流の子たちがキャッキャ言いながら集めていました。

 

小さい子たちがはっぱを流して、

大きい子たちが拾っていましたが、

年齢層の広いみまき自然の学校の場合、

そういう風に一緒に遊べるのが理想的ですね。

 

 

とりあえず子供たちには、

あれくらいの水の流れなら大丈夫ということが、

無意識のうちに少しは身についたと思います。

 

 

 

そんなこんなをしているうちに、

お昼になりました。

 

 

正式な活動は中止にしたものの、

食材はすでに用意してあったので、

みんなで調理するのは中止にしましたが、

お母さん2人にみんなのご飯を作ってもらいました。

 

5分付きの御槇米を圧力鍋で炊いたものと、

夏合宿でも食べたマクロビの「カボチャの煮物」・「切り干し大根」です。

 

場所は我が家で食べることにしました。

狭い家にいっぱい入ったので、

こんな感じの光景になりました。

 

[120829]8月度みまき自然の学校012.jpg

 

お盆に親戚が勢ぞろいしたような感じです・・・。

でも、ガヤガヤしながらも、

みんなで食べるご飯は美味しかったです☆ 

 

 

昼ご飯を食べ終わったら、

子供たちはみんな適当に遊んでいました。

午前中にさんざん水で遊んだのに、

まだ水で遊び足りないのか、

水で遊ぶスイッチが入ってしまったままなのか、

今度は庭のホースで水をかけあって遊んでいました。

その結果、

せっかく着替えた服もビショビショになってました。

「もう着替えがないのに・・・。」

という親の声がそこらでチラホラ聞こえます(笑)

 

 

家でずっといると、

子供たちがだいぶやんちゃになって来たので、 

場所を移動して「やけ滝」に行くことにしました。 

 

前日までの雨で滝も増水しているだろうと思って行ってみたら、

想像の3倍くらいの勢いで水が流れていて、

一同ビックリ(@ ̄□ ̄@;)!!

 

 

 

[120829]8月度みまき自然の学校016.jpg 

大人も子供もテンションがMAXです。

写真では伝わりにくいですが、

滝の風圧がものすごく、

みんな立っているところに水しぶきが襲いかかってきます。

「マイナスイオンどころじゃない」と、

誰かが言ったら、

みんな賛同していました。

 

[120829]8月度みまき自然の学校021.jpg 

「強風」にした扇風機の前で、

霧吹きを5つぐらい同時にシュシュっとかけているような感じです。 

 

体験したことのない大自然の迫力に、

みんな大盛り上がりでした☆

 

これからは雨が降ったら滝に行くというのが、

定番になるかもしれません。

大雨の後には大雨の後の楽しみ方があります。

 

 

 

みんな滝のしぶきで服もビショビショになったので、

再び家に戻ることにしました。

 

一人が「お風呂に入る」というと、

「私も!」「私も!」「私も!」と、

どんどん増えて行って、

ただでさえ狭い我が家のお風呂に、

子供たちが同時に10人近く入り、

芋洗い状態に・・・。

 

 

 

[120829]8月度みまき自然の学校030.jpg

 

・・・というか芋も洗えないくらいの密集度です。

「ギネスにでも挑戦しているのか!?」とツッコミたくなります。

子供はこういうのが楽しいんですよね。

 

 

 

風呂から出たら子供は子供だけで遊んでいました。

お母さんたちもお母さんたちだけで座談会をしていました。

そういう風に子供だけで遊べる雰囲気になるのは、

とてもいいことです。

 

 

その後11月に御槇のイベントで使う古民家を見学に行ったら、

その帰りにスコールに打たれて、

大人も子供もみんなビショビショに。。。

いったい一日に何回びしょ濡れになるのやら...(笑)

 

家に帰った子供たちはみんな裸になって相撲を取っていまいた。

全員裸族の光景はなかなか圧巻でした。

 

 

結局雨の日は、

傘やカッパで身を守るより、

裸や水着で濡れるがままになる方が、

断然楽しいし、

服が濡れることを気にしなくていいし、

着替えなくてよくていいので合理的です。

 

長靴などは中に水をいっぱいためて、

ジャボジャボ音を鳴らしながら歩いていまいた。

もはや本来の意味を成していません。

ただそれはそれで楽しそうにしていました。

 

雨から身を守るよりそのまま飛び込む方が、

どうやら良いようですね。

 

 

雨の日は雨の日の遊びをしましょう。

雨に逆らわずに☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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